英大学インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームは25日、新型コロナウイルスのファイザー製ワクチンを2回接種した人のうち、約91%に抗体が確認されたと発表した。80歳以上の人に限ると約88%、30歳未満では100%だった。

ウイルスと闘う抗体を持つことで新型コロナの感染を完全に防げるかどうかは現時点で不明確だが、調査では1回のみの接種より2回目の後の方が抗体保持率が高かった。研究チームは「2回目も打つことが重要だと示された」と話している。

調査は南部イングランドの15万人以上を対象に、指から採血する抗体検査を自宅などで1月26日から2月8日に実施。このうちファイザー製を2回接種した人は約970人だった。一方、1回のみの接種から3週間後の検査では、対象者約3000人のうち、30歳未満では約95%で抗体が確認されたが、80歳以上では約35%にとどまった。

また今回の調査結果から、ワクチン接種者と感染者を含め、イングランド全体で抗体を持つ人の割合は約14%に上るとみられることも明らかになった。(共同)