菅義偉首相の長男が勤務する放送事業会社から接待を受けた山田真貴子内閣広報官が25日、初めて参考人招致された衆院予算委員会で野党の追及を受けた。総務省審議官だった2019年11月に菅首相の長男らからの高額接待で、放送事業の許認可権を持つ総務省と、一事業者との親密な関係に疑惑を指摘された。迷走答弁を繰り返す場面もあったが、自ら辞任の意思がないことを明らかにした。

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山田真貴子内閣広報官が、育鵬社の中学公民教科書で「憲政史上初の女性首相秘書官」として、写真付きで紹介されていることが25日、分かった。法の下の平等を定めた憲法14条に関連して、男女平等などについて学ぶページ。2013年に当時の安倍晋三首相の秘書官に就任した際、安倍氏から辞令を受ける写真が掲載された。今年4月から使用される新学習指導要領対応の新しい教科書に山田氏は載っていない。同社担当者は「特に対応は考えていない」としている。