東京電力は26日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールに残っていた燃料566体のうち、最後の6体を収納棚から取り出し、輸送容器に収納したと明らかにした。27日以降に容器をプールから引き上げ、より危険性が小さい敷地内の共用プールに移す。

移送が終了すれば、2014年に完了した4号機に続き2基目で、炉心溶融した1~3号機では初となる。

3号機の原子炉建屋は水素爆発で激しく損傷しており、東電は放射性物質の飛散を防ぐため、建屋上部にドーム型の屋根カバーを設置。19年4月に取り出しを始めたが、機材の不具合などで中断を繰り返していた。

政府と東電による廃炉工程表では、プールに392体が残る1号機では27~28年度、615体が残る2号機では24~26年度に取り出しを始める。(共同)