三越恵比寿店(東京)は28日、営業を終えた。近隣の商業施設との顧客の奪い合いで販売不振に陥っていた。そごう川口店(埼玉県川口市)も28日に閉店。百貨店各社は新型コロナウイルス感染拡大による来店客の減少も打撃となっており、今後も閉店が続く可能性がある。

三越恵比寿店は1994年に複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」に開業した。近隣店との競争激化やインターネット通販の台頭で、厳しい経営を強いられていた。退店後は施設を運営するサッポロ不動産開発がリニューアルし、スーパーなどが入る一部フロアが来春に先行して開く。

そごう川口店は91年にオープンした。近くにショッピングセンターの出店が続き、ファミリー層を中心とした顧客の流出が響いた。閉店後の建物の利用は未定という。(共同)