東京都は28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに329人報告されたと発表した。2月の都内は計1万997人となり、昨年12月から3カ月連続で1万人を超えたが、月ごとの最多だった今年1月の4万367人からは約4分の1の水準に減少した。感染者の累計は11万1676人。80代と90代の男女6人の死亡も判明し、死者の累計は1376人となった。

前週の日曜日だった21日の272人からは50人以上増加。小池百合子知事は都庁で報道陣の取材に「下げ止まりどころか、残念ながら増えている。今必要なのはとことん徹底して人流を抑えていくことだ」と述べた。

都が営業時間の短縮に応じない一部の飲食店へ既に改正特措法に基づく要請文書を出したことにも触れ「ぜひとも即刻協力をお願いしたい」として、将来的に行政罰の過料を科す可能性に「法律にのっとってやっている」と言及した。

都によると、新規感染者が前週より多かったのは30~20人台の集団感染が高齢者施設や病院などで複数発生したためとしている。65歳以上は計131人に上った。

入院患者のうち重症者は前日から1人減の67人。感染経路が不明なのは116人だった。

2月の都内は1月に目立った1日当たりの感染者数が4桁の日は一度もなく推移。直近7日間の平均は2月1日時点の819・3人が28日時点では277・4人となったが、最近は減少ペースが鈍化し、27日から2日連続で上昇している。(共同)