みずほ銀行は1日、前日のシステム障害で出金などができなくなった現金自動預払機(ATM)について、サービス開始時刻の午前7時時点でも、一部で利用できない状態が続いていると発表した。支店のATMは全て復旧した一方、出張所などで未稼働が残る。2月28日夜の時点では全国の拠点にある自行ATMの過半を占める約3000台が停止。インターネットバンキングも一部の取引でトラブルが発生した。

障害ではATMに挿入したキャッシュカードや通帳が戻らず、多くの顧客が足止めを強いられた。残されたカードや通帳を回収し、再起動させる作業に当たった。

システム上の不具合は、事前に行った定期預金取引のデータ更新作業で生じたことが判明。みずほ銀は、この根本的な不具合は既に解消されたと説明している。

一方、カードを取り出せなくなった預金者への連絡と返還も進め、他行ATMの利用で手数料が余分にかかった人は店舗で相談するようホームページで呼び掛けている。1日は銀行取引が増える月初の月曜のため、仮に再開が遅れた場合、利用者が流入してくる他行も状況を注視している。

みずほグループや傘下銀行は、2002年4月と東日本大震災後の11年3月に大規模なシステム障害を起こし、いずれも金融庁から業務改善命令を受けていた。(共同)