愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造問題で、運動を支援した名古屋市の河村たかし市長は1日の記者会見で「正当な署名活動をされた方には申し訳なかった」と述べ、不正を見抜けなかったことを謝罪した。自身や事務所の関与は重ねて否定した。

河村氏は、運動の正当性を強調した上で「署名の無効や偽造なんてあると思っていなかった。(調査した)選挙管理委員会を疑ったこともあった」と釈明した。

愛知県選管によると、提出された約43万5000人分の署名のうち、8割超に当たる約36万2000人分が無効と判断された。県選管は2月15日、地方自治法違反容疑で愛知県警に刑事告発、名古屋市も17日に同容疑で刑事告発している。(共同)