神戸市は1日、市内の新型コロナウイルス感染者の検体を変異株用のPCR検査などで調べた結果、1月下旬~2月に英国由来のタイプとみられる変異株が少なくとも31件見つかったと発表した。国の発表とは別に独自に公表した。記者会見した久元喜造市長は「感染者は減少しているが、変異株の割合が増えており、対策が必要」と訴えた。

市によると、1月29日~2月18日に感染者の約6割に当たる357検体を調査。31検体が英国由来の変異株と判明し、他に5検体が起源不明の変異株だった。1月1~28日は677検体を調べ、変異株はなかった。

調査した検体数に対し変異株と判別された割合は、1月29日~2月4日には4・6%だったが、2月5~11日は10・5%に上昇。さらに12~18日は15・2%となり、増加傾向にあることも判明した。

厚生労働省は変異株用のPCR検査を実施するよう全国の自治体に要請しており、結果を取りまとめて都道府県別に公表している。

市は今回、市民への注意喚起を目的に市内の状況を公表した。(共同)