東京都目黒区で線路脇のビル建設現場の足場が崩れ、東急東横線が停電した事故で、東急電鉄は3日、復旧作業のため東横線渋谷-武蔵小杉間の上下線で始発から運転を見合わせたが、午後0時20分ごろに運転を再開した。現場が狭くて重機が使えず、時間がかかった。

東急電鉄によると、2日と3日の両日で計324本が運休し、計約17万3800人に影響した。

自由が丘駅近くの現場では、数十人の作業員が倒れた足場を撤去する作業に当たった。駅前でタクシーを待つ東京都大田区の女性会社員(59)は「ニュースを知って、普段より1時間早く出てきた」と慌てた様子で話した。

事故は2日午後10時20分ごろ、目黒区自由が丘1丁目で発生。大手予備校河合塾の新校舎建設に伴い組まれた足場が、縦約15メートル、横約25メートルにわたって崩れ、架線に倒れかかった。

警視庁によると、足場は四方を囲うように設置され、線路側の部分が崩れた。強風が原因とみられ、同庁は工事関係者に事情を聴くなどして調べている。

河合塾は取材に「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません」とコメントした。(共同)