環境省は29日、災害時に飼い主がペットを連れて避難する「同行避難」の受け入れが円滑に進むよう、事前に受け入れ可能な避難所を明らかにするよう促す自治体向けのチェックリストを公表した。リストを参照してもらい、各自治体での受け入れ態勢整備につなげる狙い。

ペット連れの避難を巡っては、2011年の東日本大震災で自宅に残した犬や猫が野生化して自治体などが対応に苦慮したことを受け、環境省は同行避難を推奨。しかし、その後も現場では十分な対応がなされず、避難所で断られて車中泊を続けたケースや、他の被災者とトラブルになるといった問題が続出していた。

チェックリストでは、日ごろの備えから災害発生後まで、確認すべきポイントを時系列に列挙。避難所での対応については<1>ペットの受け入れ可能、不可の避難所を公開しているか<2>避難所でペットが過ごす場所を用意しているか<3>獣医師会や愛護団体と連携しているか-などの項目を設けた。(共同)