大阪市中央区の繁華街・ミナミで5日未明、カニ料理店「大阪かに源道頓堀店」前に置かれていたカニのオブジェが壊される被害があったことが6日、同店や府警への取材で分かった。付近の防犯カメラにはオブジェを倒して逃げる男とみられる2人が写っており、南署が器物損壊容疑で捜査している。

市内は5日から新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」の対象。中央区の飲食店は、昨年11月下旬から4カ月以上、府の営業時間の短縮要請が続いている。

協力してきたという同店運営会社の武田源社長(48)は「売り上げが急減する中、心も折れた。めっちゃむかつく」と憤り「通常なら道頓堀は朝まで店が開いていて人通りもある。時短要請で人が少ない時を狙われた。許せない」と悔しがった。

カニの脚を積み上げたようなオブジェで、武田社長によると、高さは約3メートル。周辺の防犯カメラには午前5時前に、2人組の1人がはしゃいだ様子でオブジェの台座を蹴ったり傾けたりした後に倒し、破損させた様子が写っている。(共同)