三重県の鈴木英敬知事は8日、東京オリンピック(五輪)聖火リレーに伴走するスポンサー車両に関し、沿道の観客が声を出しての応援を自粛していることを念頭に「『盛り上げるぞ』という演出が適切だったのか」と苦言を呈した。

県庁で記者団の取材に応じ「(聖火リレーは)これから三重よりも感染状況が厳しい地域へ向かっていく。感染対策とリレーを両立させる気持ちに配慮した演出を、スポンサーにもやっていただきたい」と述べた。

また、7日に津市で開かれたイベントで、レスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里さん(38)があいさつ中、スポンサー車両のスピーカー音量が大きかったと指摘。「沙保里さんの声を聞きたい人も多かったと思う」と語った。

聖火リレーは8日まで三重県で実施。県などは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沿道に集まった観客に声を出しての応援を控えるよう求めている。(共同)