兵庫県警暴力団対策課は8日、金融機関にキャッシュカードと預金通帳を再発行させ、だまし取ったとして、詐欺の疑いで特定抗争指定暴力団山口組系の杉組組長北島延幸容疑者(73)を逮捕、同組員で不動産コンサルティング業藤井茂樹容疑者(71)を再逮捕した。杉組は名古屋市に本部があり、北島容疑者は「直参」と呼ばれる山口組直系組長の一人。

2人の逮捕容疑は、共謀し2016年4月、神戸市中央区の銀行窓口で、北島容疑者に譲渡する目的で、藤井容疑者名義の通帳とキャッシュカードを紛失したとして再発行を申請し、だまし取った疑い。

北島容疑者は黙秘、藤井容疑者は容疑を認めている。藤井容疑者は新型コロナウイルス対策の給付金詐欺事件で逮捕、起訴されており、捜査の過程で今回の事件が浮上した。(共同)