南アフリカのムキゼ保健相は13日、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンの使用を中断したと明らかにした。

接種後に血栓が生じる症例が米欧で報告されたことから、因果関係を見極めるための措置としている。

ムキゼ氏は、米国内で接種の一時中止の勧告が出たことに触れ「(勧告を)軽く捉えることはできない」と述べた。南アでは約29万人の医療従事者らにJ&J製ワクチンを接種しているが、血栓の報告はないとした。

南アは当初、英製薬大手アストラゼネカ製ワクチンを中心に国内での接種を進める計画だった。だが南アで広がる変異株に対する効果への疑義が浮上したことから導入を断念。J&J製や米製薬大手ファイザー製の確保に切り替えた。(共同)