東京五輪の聖火リレーは15日、徳島県を巡り、初めて四国に上陸した。石井町・上坂町区間を走った歯科医師の中川紳二郎さん(57)は、徳島県で過去2人しか完走経験のない「520キロマラソン」に4年連続で完走した健脚を披露。「私の1歩1歩は短いのですが、つながれた火がバトンとなって、みんなの心に飛び火して希望の光がともせている気がしました」。時にはVサインをしながら笑顔で走り、最後は阿波おどりのポーズでトーチキスを行った。最終の鳴門市では00年シドニー五輪に女子マラソンで出場した市橋有里さん(43)がアンカーを務めた。

◆15日の聖火リレー 四国での初日を迎え、内陸部の神山町では、1930~50年代の家や劇場が残る地区で、幅の狭い道を聖火が進んだ。吉野川に架かる美馬橋や西条大橋は絶景だった。海峡の渦潮で有名な鳴門市のゴール会場では、徳島の夏を彩る「阿波おどり」も披露された。16日は徳島県でのリレー2日目。海陽町をスタートし、徳島市までを巡る。サッカーJ1徳島ヴォルティス初代ゼネラルマネジャーの米田豊彦さんらがランナーを務める。