東京都新宿区にあるマンション地下駐車場の消火設備から二酸化炭素(C〓(Oの横に小文字の2))が放出され、男性作業員4人が死亡した事故で、自力で脱出した30代の男性作業員が警視庁に「天井の火災報知機を一度取り外して戻すのを見た」と話していることが16日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は設備が作動した原因となった可能性があるとみて調べている。

捜査関係者によると、現場責任者の男性が「事故当日の朝礼で消火設備に触れないよう作業員に指導した」と説明したことも判明。同課は業務上過失致死容疑で捜査するとともに、安全対策が適切だったか調べる。

現場は立体駐車場の地下1階で、15、16日に天井の石こうボード約200枚を張り替える予定だった。天井に8カ所ある噴出口のうち、作業していた場所付近からC〓(Oの横に小文字の2)が出たという。

事故は15日夕、新宿区のマンション地下1階駐車場で男性作業員6人が天井の張り替え作業中に発生。4人が死亡した他、28歳の男性が意識不明の重体となった。30代の男性は自力で脱出した。(共同)