栃木県は17日、那須塩原市の二つの養豚場で豚熱(CSF)の感染を確認したと発表した。関連する養豚場を含め、飼育している豚計約3万7000頭を殺処分する。県によると、豚熱の感染が拡大した2018年以降、1度に殺処分する頭数としては最多で、県内養豚場での感染判明は初めて。

農林水産省は防疫対策本部の会合を開き、野上浩太郎農相は「いま一度、発生予防の徹底を強く推進する」と述べた。

県内の養豚場ではワクチン接種が済んでいるため、移動や搬出の制限は設けない。17日夜から殺処分を開始し、5月14日ごろまでに殺処分や消毒を終える予定という。

県によると、両養豚場から「死ぬ豚の数が増えている」と通報を受けた。16日に県が検査し豚熱の疑いが判明。国の検査で感染が確認された。(共同)