エリザベス英女王(94)に70年以上連れ添った夫として国民に親しまれ、99歳で死去したフィリップ殿下の葬儀が17日、ロンドン郊外ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で営まれた。

新型コロナウイルス感染抑止のための規制に基づき、女王をはじめ、近親者ら30人に限定された参列者が追悼。行事は全て城内で営まれ、市民らが間近で見守る機会は見送られた。

葬儀は1分間の黙とうとともに開始。女王夫妻の孫で、公務を引退して米国に居を移したヘンリー王子も参列のため約1年ぶりに帰国、妊娠中の妻メーガン妃は渡航を断念した。女王やチャールズ皇太子をはじめ、参列者は同居者以外と距離を保ち、マスクの着用を求められた。

フィリップ殿下は1947年、当時の国王ジョージ6世の長女エリザベス王女と結婚。52年の王位継承後、在位期間が英国史上最長となった女王を公私ともに支え続けた。今月9日、ウィンザー城で死去した。(共同)