与党は18日、共同通信社が電話調査や取材を通じて探った衆参3選挙の情勢のうち、保守地盤の参院広島選挙区の再選挙で自民党新人と野党共闘の新人が横一線となり、伸び悩む現状に危機感を強めた。

自民幹部は「全敗の可能性すらある」として、てこ入れの必要性を指摘。立憲民主党など野党は次期衆院選に向けて連携を前進させ、共闘候補の必勝を期す。

3選挙のうち衆院北海道2区補欠選挙で自民は不戦敗。参院の長野補選と広島再選挙が与野党対決の構図となっている。

自民の下村博文政調会長は「各団体などに再度働き掛け、必勝態勢をつくる」と広島市内で記者団に述べた。

公明党幹部は広島の再選挙に関し「負けられない選挙だ。自民が全力で戦うなら、わが党は支援する」と強調。自民の政治とカネ問題が再選挙の原因だけに、まず自民が全力を挙げるよう求めた。

立民の枝野幸男代表は、政府の新型コロナウイルス対策に関し「国民の不満と不安は日に日に大きくなってきている。そうした声を受け止めて勝ち抜きたい」と広島県呉市で記者団に訴えた。

福山哲郎幹事長は取材に「それぞれ地域の特徴はあるものの、野党共闘は総じてうまくいっている」と手応えを語った。(共同)