東京五輪の聖火リレーは20日、高知県で2日目を迎えた。世界7大陸のフルマラソン制覇を成し遂げた高橋千恵さん(67)が聖火ランナーを務めた。

高橋さんは「出産後の体形を戻したい」との理由で34歳からマラソンを始めた。次第に、努力が実を結ぶマラソンの魅力にのめり込んでいった。ホノルルマラソンを皮切りに国内外の大会にいくつも挑戦。モロッコのサハラマラソンや南極マラソンなどを走破し、17年9月に行われたコロンビアでの大会を完走し7大陸を制覇した。

聖火リレーを走り終えて高橋さんは「世界7大陸の制覇がマラソンの集大成だとしたら、今回の聖火リレーは私の人生の集大成かなと思いました」と振り返った。「走ることは生きがいです」と語り、今後についても「さまざまなことにチャレンジしたい」と意気込んだ。(共同)

◆20日の聖火リレー 高知県で2日目を迎えた。阪神のキャンプ地安芸市や若き日の弘法大師・空海が修行した室戸市、全国屈指のサーフィンスポットの東洋町・生見海岸を巡り、再び高知市に戻った。21日は四国最後の愛媛県に入る。新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、松山市の公道での聖火リレーは中止。セレブレーションのみが開かれる。松山城城山公園内で、トーチにともした聖火を聖火皿までつないでいく点火セレモニーが行われる。04年アテネ五輪陸上女子マラソン5位の土佐礼子氏が登場する。