「山梨モデル」と称し新型コロナウイルス感染対策を徹底した飲食店や宿泊施設にお墨付きを与える独自制度を巡り、山梨県は20日、認証を受けた飲食店1店舗で利用客と従業員計6人の感染者が発生したと発表した。

認証店舗内で感染が連鎖した2例目に該当する可能性があり、店側の認証基準の実施状況や客の利用形態に問題がなかったか確認する。いずれも問題がないのに感染していたと確認されれば、制度の基準を厳しくすることも検討するという。

制度は昨年6月に始まった「やまなしグリーン・ゾーン認証」。「座席の間隔を最低1メートル以上確保する」など50項目ほどの基準があり、事業者の自己申告にとどまらず県側が施設を訪れてチェックするのが特徴だ。

県によると、6人のうち数人に変異株感染が確認された。県はこの飲食店への認証を一時停止する。これまでに認証施設での感染連鎖が確認されたケースは1件のみで、客側がルールを守らなかった事例だった。(共同)