欧州連合(EU)欧州委員会は3日、加盟国側に対し、新型コロナウイルス感染防止策として設けている不要不急のEU入域の原則禁止措置を緩和すべきだと勧告した。EUで承認されたワクチンを接種した人の入域容認などを提案。欧州委は月内に加盟国側の承認を取り付けたい考え。

域外の一部の国での感染状況改善やワクチン接種の進展に加え、南欧など観光が主産業の国の要請を考慮した。

欧州委は、最近14日間で人口10万人当たりの新規感染者が100人以下の国から不要不急の目的でも渡航者を受け入れることを提案。現在は「25人以下」などの極めて厳しい基準が定められており、これを満たすのは韓国やオーストラリア、シンガポールなど6カ国にとどまる。

特定の国で感染状況が悪化した場合「緊急ブレーキ」として当該国からの入国を禁止する措置を設けることも勧告に盛り込んだ。(共同)