ドイツのメルケル政権は4日、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人に対する規制緩和を決めた。ランブレヒト法相が同日の記者会見で発表した。

買い物時の陰性証明の提示が不要になり、外出規制も免除される。国会の承認を経て、今週末にも実施の見通し。

今回の規制緩和は感染後に回復した人も対象。マスク着用と社会的距離の確保は引き続き求める。ランブレヒト氏は「正常化に向けた重要な1歩になる」と語った。

ドイツの感染状況は依然深刻で、死者も連日数百人に上る。多くの地域で4月下旬に強い規制が導入され、生活必需品以外の店では入店時に陰性証明書が必要となり、夜間外出も原則禁止になった。

一方、人口の8%が2回のワクチン接種を終えており、こうした人々に今後どこまで規制が必要か議論になっていた。(共同)