新型コロナウイルスの感染拡大「第4波」のゴールデンウイークは5日、最終日となった。東京と関西の計4都府県には緊急事態宣言が発令中。鉄道や空の便、高速道路の各交通機関では、コロナ禍の前のような大きな混雑はなく、人出は低調だった。

JR新大阪駅の新幹線のホームは5日午前、人はまばら。帰省先の大阪から東京に戻る男性会社員(41)は「基本的に家で過ごした。遊びに行けず、いつものゴールデンウイークという感じではなかった」

さいたま市の女性会社員(23)は社会人になり初めての大型連休。「親が寂しそうだった」と4月30日から奈良市に帰省したが、感染への懸念から家で過ごした。「親は喜んでくれたし楽しかったけど、満足はできなかった」と語った。

JR各社によると、5日の各新幹線は空席が目立った。東海道新幹線では午前9時すぎに新大阪を出たのぞみ4号が30%。東北や上越、北陸新幹線の上りには5%と低調な列車もあった。

4月23日に発表された航空各社の予約状況によると、5日は全日空の上り便の予約率が74・0%、日航が73・9%と満席にはなっていない。(共同)