2019年6月以来となる党首討論が9日に国会で開催され、菅義偉首相と野党4党首の間で激論が交わされた。野党4党は全体で持ち時間45分。

▽経済対策打つべき-玉木氏

▽状況見ながら判断-首相

【ワクチン接種証明】

玉木雄一郎国民民主党代表 水際対策を強化して安心安全を確保するために、ワクチンパスポート、あるいは検査の陰性を含むデジタル証明書を東京五輪で先行的に導入してはどうか。

菅義偉首相 世界でいろいろな動きが出ている。日本も今、加藤勝信官房長官の下で検討している。

玉木氏 五輪で、外国人の報道関係者の行動確認ができない。

首相 GPS(衛星利用測位システム)を入れるので大丈夫だと説明を受けている。

【21年度補正予算】

玉木氏 米国は、ワクチン接種が進む段階で大型経済対策を打った。このタイミングで大規模な補正予算、経済対策を打つべきだ。

首相 2020年度第3次補正予算を今国会で成立させていただいた。約30兆円を新年度に繰り越しており、状況を見ながら判断することになる。

玉木氏 基本的認識が間違っている。繰り越しが30兆円あることを自慢してはだめだ。第3次補正予算は、本来なら20年度内に執行するべきものだ。やるべき宿題をしていないから、次の宿題ができないと言っているのと同じだ。(共同)