東京都は9日、新型コロナウイルスの感染者が新たに440人報告されたと発表した。既にインド株の感染が分かっていた男子中学生の同級生やその家族計10人の陽性も判明。都内で家族や同居人以外に広がったインド株クラスター(感染者集団)の確認は初めて。

都によると、10人は男子生徒4人とその家族6人で、10歳未満が1人、10代が6人、40代が3人。この中学校では生徒と教員約100人にPCR検査を実施しており、さらに感染者が増える可能性がある。

新規感染者は直近7日間を平均した1日当たりの人数が401・6人となり、前週比は80・3%。65歳以上の高齢者は29人で、感染経路が不明なのは289人だった。入院患者は前日から73人減の1626人、うち重症者は3人減の57人。感染者の累計は16万4724人となった。

50代女性を含む90代までの男女7人の死亡も確認され、死者の累計は2128人となった。

都内は5月の大型連休後に感染者数の減少傾向が続いているが、感染力が強い変異株の増加による再拡大が懸念されている。(共同)