横浜市戸塚区名瀬町のアパートでアミメニシキヘビが飼育ケージから逃げ出した騒動で、神奈川県警戸塚署は10日、市に無許可でヘビの飼育施設を変更した動物愛護法違反の疑いで、元飼い主の男性(24=横浜市)を書類送検した。

人に危害を加える恐れのあるアミメニシキヘビは動物愛護法で飼育許可が必要な「特定動物」に指定されている。18年11月から市の許可を得た水槽で飼育してきたが、昨年9月26日に許可を受けていないケージに変更。「ヘビが大きくなってきてケージにしたが、仕事が忙しくて申請が面倒だった」と容疑を認めている。ケージの扉はスライド式で鍵が付けられていたが、逃げ出した時は約20センチ開いていた。

ヘビは今年5月6日午後9時ごろに、飼い主が行方が分からなくなったことを届け、警察や消防などを中心に捜索活動を続けていたが、同22日に住んでいた部屋の屋根裏で爬虫(はちゅう)類の有識者らが捕獲。その後は、茨城県内の動物を扱う業者に譲渡された。飼い主はペット不可の物件で他にもビルマニシキヘビやワニガメなど数多くの動物を飼育していたため、退去を余儀なくされた。

捕獲の立役者の1人、日本爬虫(はちゅう)類両生類協会の白輪剛史理事長も自身のツイッターを更新。「施設に対して飼養許可がおりるので、別の飼育容器で飼育した時点で、実質、無許可飼育となるのです。成長に伴い、大きな施設に変更する場合は事前の変更許可が、必要となります」と“解説”した。