自民党の馳浩元文部科学相(60=衆院石川1区)は19日、金沢市内で記者会見し、次期衆院選に立候補せず、来年3月に任期満了となる石川県知事選に出馬すると表明した。自民党石川県連は石川1区の後任候補の選定を急ぐ。

現職の谷本正憲氏(76)は知事選への対応を明らかにしていない。

馳氏は会見に先立って党県連役員会で立候補の意向を説明。県連は、党内に谷本氏の実績を評価する意見もあることから、知事選への対応は次期衆院選後に決めることとした。谷本氏は9月の県議会で態度を表明するとの見方が出ている。

馳氏は会見で「退路を断って、次の挑戦者になると決めた。通常国会が終了した6月16日に腹を決めた」と話した。谷本氏が6選した2014年知事選の際に自民党内に多選批判があり、自らの知事選出馬を検討するようになったと説明した。

馳氏は、レスリングで1984年ロサンゼルス五輪に出場した後、プロレスラーとして活躍した。95年に参院石川選挙区で初当選し、2000年に衆院へくら替えして現在7期目。(共同)