東日本大震災からの復興支援として、47都道府県のコメを使った日本酒「絆舞」の仕込みが11日、福島県会津坂下町の曙酒造で始まった。

5回目となる今年は製法の異なる3種類を醸造し、売り上げの一部を被災した自治体などに寄付する。

全国249の信用金庫が協賛。例年、各地の信金職員が集まって作業を手伝うが、今回は新型コロナウイルスの影響で曙酒造の蔵人らが各信金の法被を着てコメを蒸したり運んだりした。コメ約6千キロを使い、水の代わりに酒を使って仕込む貴醸酒など3種類を、500ミリリットル瓶で各300本ほど生産し、10月末ごろに完成する。

曙酒造の製造責任者鈴木孝市さん(37)は「全国の絆を強め、災害で困っている人にエールを送りたい。しっかり気持ちを込めて酒を造り、コロナ禍の今こそ酒の力を信じて皆さんに届けたい」と力を込めた。11月に発売の予定で、1本につき100円を寄付する。

(共同)