千葉県警は10日までに、ツイッターやユーチューブで公開していた子ども向けの交通ルール啓発動画を削除した。出演していた「バーチャルユーチューバー(Vチューバー)」の女性キャラクターが性的で不適切だとの抗議が寄せられたためで、企画に関わった松戸署は「意見を踏まえて効果的な交通安全の啓発策を講じたい」としている。

同署によると、新型コロナウイルスの影響で交通安全教室が実施できないことから、松戸市でご当地Vチューバ-として活動するキャラクター「戸定梨香」と協力。約30秒と約3分の動画計2本を作り、7月16日から公開していた。

動画では、このキャラクターがセーラー服のような格好で自転車のライト点灯やヘルメット着用などを呼び掛けている。全国フェミニスト議員連盟が「極端なミニスカートで、体を動かす度に胸が揺れる。女子中高生だと印象づけた上で性的対象物として描写し、強調している」とする文書を県警や松戸市などに送っていた。

キャラクターが所属する事務所の代表は「衣装はアイドルを意識したもので性的な意図はない。地元を盛り上げたいという思いで活動しているのに、見た目だけで女性蔑視だと言われるのは納得できない」と話している。(共同)