花の都で秋田の駅弁を-。JR大館駅などで名物「鶏めし」を製造、販売する「花善」(秋田県大館市)が、11月からパリ・リヨン駅構内に出店することが決まった。来年4月までの期間限定だが、常設化を見据える。鶏めしのほか、食材に秋田特産のきりたんぽや稲庭うどん、いぶりがっこなどを使った限定弁当を扱う。リヨン駅はフランスの拠点駅で、年間約1億6000万人が利用する。

フランス国鉄のコンペを勝ち抜いて出店が決定。パリ市内に常設店を開業した2年前は落選したが、今回は「和食」とともに「移動しながらお弁当を」という文化をアピールし、採用された。

秋田県庁で14日、記者会見した八木橋秀一社長(45)は「駅弁が広まれば『本場で食べてみたい』と思ってくれるかも」と新型コロナウイルス収束後のインバウンド効果にも期待した。