名古屋市は15日の市議会で、河村たかし市長が東京五輪ソフトボール日本代表後藤希友選手の金メダルをかじった問題で、複数の職員が批判対応を強いられた時間が計約1200時間に上ったと明らかにした。名古屋民主市会議員団の赤松哲次氏への答弁。

寺沢雅代スポーツ市民局長によると、メダルかじりに関し、市に1万5000件を超える批判が電話やメールで殺到。1件当たりに要する対応時間を積算すると、計約1200時間になるという。

赤松氏は一般的な市職員の月額の平均給料などから算出すると、1200時間は給与約264万円分になると分析。市長が全額カットを表明している3カ月の給料計150万円を上回ると指摘した。

市によると、10日までに寄せられた意見の主な内訳は「辞職すべきだ」が5733件、「不快、不潔だ」5378件、「きちんと謝罪すべきだ」4911件だった。

河村氏は市議会後、記者団に「全て私が悪いことでございました」と改めて陳謝し、当面は対外的な公務の自粛を検討する考えを示した。(共同)