秋篠宮家の長女眞子さま(29)の結婚に伴う国からの一時金について、宮内庁が支給しない方向で調整していることが25日、政府関係者への取材で分かった。結婚相手の小室圭さん(29)側の金銭トラブルに対する批判を踏まえ、眞子さまは一時金の受け取りを辞退される意向を示していた。額を決める皇室経済会議は開催しない見通しで、不支給は戦後の女性皇族の結婚で初のケースとなる。

一時金は皇室経済法に規定され、女性皇族が結婚により皇室を離れる際、元皇族の「品位保持」を目的として支給される。約1億5000万円を上限とし、額は首相や財務相ら8人で構成される皇室経済会議で決定する。

過去の女性皇族の例や皇室内での立場から、眞子さまには1億数千万円の一時金が想定されていた。関係者によると、条文上、支給しないことは禁じていないと解釈され、眞子さまの意向に沿う対応が可能と判断したという。

眞子さまと小室さんは10月にも婚姻届を提出し、結婚後は米国へ移り、新たな生活を送る見通しだ。宮内庁は日程などを近く正式発表する。結婚に対する国民の批判は強く、宮内庁は結納に当たる「納采(のうさい)の儀」など皇室としての関連儀式は執り行わない方針。

米国に滞在する小室さんは今月27日に帰国予定で、結婚に際して眞子さまと2人で心境を語る記者会見などが検討されている。

2017年9月に婚約内定したが、金銭トラブルを指摘する週刊誌報道が相次ぎ、18年2月から結婚が延期となっていた。(共同)