10日午後2時すぎ、兵庫県加東市黒谷の遊園地「東条湖おもちゃ王国」で、立体迷路施設「カラクリ迷宮のお城」(木造5階建て)の3階の床が抜け、女児2人を含む男女7人が2階部分に落下し、6人がけがをした。県警や消防によると、6人はいずれも搬送時に意識はあり、命に別条はないという。女児1人を含む3人が軽傷、男女2人が重傷を負った。残る1人のけがの程度は不明。

同園は「被害者の方へのケアに尽力し、事故原因の究明と再発防止に努める」とコメントした。加東署は業務上過失致傷の疑いも視野に現場を実況見分して調べている。

署によると、7人のうち男性(24)と女性(27)がそれぞれ腰の骨を折って重傷。この男性の妻(27)が軽傷。別の親子の女性(38)と女児(7)も軽傷を負った。重傷の女性の夫とみられる男性(27)のけがの程度は不明。

署によると、3階部分の床を支えていた梁(はり)が外れ、床の木板24枚が幅約1メートル、長さ約2・3メートルにわたって落下した。約2・4メートル下の2階の落下部分に人はいなかったという。

遊園地によると、同園は2000年7月に開園し立体迷路施設は13年4月にオープン。同園は10日は午前9時半から営業し約2千人が来園した。事故後、立体迷路施設のみ営業を中止し、他の施設は閉園時間の午後5時まで営業を続けた。事故のあった施設に関し点検を毎日行っていたという。(共同)