自民党の河村建夫元官房長官(78)が衆院選山口3区への立候補を見送る意向を固めたことが分かった。関係者が14日、明らかにした。近く正式に表明する。

山口3区には参院議員を辞職した林芳正元文部科学相(60)がくら替え出馬する方針で、保守分裂を回避する必要があると判断した。

関係者によると、自民党執行部は13日、河村氏に対し、林氏との分裂選挙は望ましくないとして立候補を見送るよう要請。河村氏が同日夜、遠藤利明選対委員長に受け入れる考えを伝えた。

執行部は河村氏の不出馬を受け、近く林氏の公認を決定する見通し。河村氏の代わりに、秘書で長男の建一氏(45)を比例代表で擁立する案も検討している。

山口県連では、県議を中心に現職の河村氏ではなく、林氏の公認を求める意見が強かった。(共同)