北海道旭川市で3月、いじめを受けた疑いがある中学2年の広瀬爽彩さん(14)が凍死しているのが見つかった問題で、事実関係を調査している第三者委員会の副委員長を務める小児科医が、対象者の生徒と利害関係がある疑いで調査から外れたことが25日、関係者への取材で分かった。

関係者によると、第三者委は副委員長が調査対象者と面識があることなどを把握していたが、利害関係には当たらないと判断していたという。遺族側の指摘を受け、今月12日に調査から外すことを決めた。臨時委員を務める弁護士も関係者と特別な接触がある疑いがあり、同日付で辞任した。

外部有識者による第三者委は6月に本格的な調査を開始。当初4人だったメンバーを増員し、11人で調査を進めてきたが、今後は弁護士や医師など9人で行う。

第三者委の調査を巡っては、関係する生徒らの聞き取り開始までに「時間がかかりすぎ」との批判が出ている。旭川市の今津寛介市長は調査の最終報告を年内か遅くとも年度内にまとめるよう要望している。(共同)