30日投開票の立憲民主党代表選に向け、共同通信社は25日までに、立民所属国会議員140人の支持動向を探った。泉健太政調会長(47)が約3割に当たる41人の支持を固めてリードし、小川淳也元総務政務官(50)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)、逢坂誠二元首相補佐官(62)はいずれも20人台で追う展開。各陣営は、地方議員や党員・協力党員のポイントを含めても1回目の投票で過半数を獲得する候補はなく、決選投票になるとの見方を強めている。

全体のうち地方議員や党員・協力党員のポイントが半数の割合で、未定や支援候補を明らかにしない国会議員が2割弱いるため、情勢は変わる可能性がある。

代表選では衆院議員96人、参院議員44人が投票できる。1人2ポイントが与えられ、1回目の投票では計572ポイントのうち国会議員が280ポイントを占める。

泉氏は自らが率いるグループ「新政権研究会」(約20人)と、15人ほどの小沢一郎衆院議員のグループを中心に支持を固めた。いずれも旧国民民主党出身者が多い。小川氏は約10人の野田佳彦元首相のグループや、特定のグループに所属しない議員など28人から支持を得た。

西村氏は15人ほどの菅直人元首相グループ「国のかたち研究会」を軸に24人の支持を取り付けた。逢坂氏は党内最大グループ「サンクチュアリ」(25人程度)を中心に22人を固めている。両方のグループともリベラル系議員が名を連ねる。

代表選は国会議員のほかに、来年夏の参院選の公認候補予定者6人が投票でき、1人1ポイントが割り当てられる。地方議員と党員・協力党員には各143ポイントが与えられ「ドント方式」で候補者に配分される。

過半数287ポイントを獲得する候補がいなければ、上位2人の決選投票になる。国会議員、公認予定者と各都道府県連の代議員47人が投票し、計333ポイントで当選者を決める。(共同)