日本新聞協会は25日、地域貢献に優れた活動をした新聞販売所に贈る「地域貢献大賞」の表彰式を東京都内で開き、大賞を受賞した朝日新聞の小林新聞舗(ASA平野、大阪市平野区)の小林雅治所長に記念の盾を授与した。

小林新聞舗は明治時代からの老舗で、1983年に地元の歴史や話題を紹介するミニコミ紙「だんじり新聞」の発行を始め、通算で400号を超えた。大正風の外観が特徴の旧店舗を模した「平野町ぐるみ博物館(新聞屋さん博物館)」も運営。明治の新聞や写真を展示し、小中学生の課外活動を受け入れている。

小林所長は「若い世代の新聞離れや折り込み広告の減少など新聞販売を取り巻く環境は厳しいが、地元の皆さまから必要とされる販売店を目指したい」と語った。

大賞に準じる地域貢献賞には、子どもたちの育成支援や高齢者のサポートなどに取り組む全国7カ所が選ばれ、記念品が贈られた。新聞協会の丸山昌宏会長は「販売所による貢献活動が地域の活性化につながると信じている」と述べた。

地域貢献大賞は2007年に創設された。(共同)