漫才師の西川きよし(75)が運転免許を自主返納し、大阪府警箕面署から11日、運転経歴証明書を受け取った。西川は50年以上、車を運転していたが、聴覚や視力などの衰えを感じ、家族と相談した上で2月に返納したという。「いい思い出がたくさん詰まっているときに返納しようと決断した」と話した。

返納すると運転経歴証明書を受け取ることができ、身分証として使える。大阪では65歳以上の高齢者が交通機関や飲食店で受けられる割引などの特典がある。西川は「特典を利用して家族と出かけ、新たなネタを作りたい」と笑顔だった。

昨年1年間に大阪府で返納した65歳以上のドライバーは約3万3000人に上る。箕面署の木上徹副署長は「証明書が身分証として使えることや特典制度があることを広く知ってほしい」と呼びかけた。(共同)