オランダのフランス大使館が武装占拠された1974年のハーグ事件で服役した「日本赤軍」の重信房子元最高幹部(76)が28日、満期出所した。既に組織の解散を表明しているが、メンバー7人は国際手配されたまま。警察当局はテロ組織としての危険性は否定できないと指摘しており、情報収集に努めている。

<日本赤軍を巡る事件>

1970年代 重信元幹部らが日本赤軍結成

72年5月 イスラエルの空港で岡本公三容疑者らが小銃を乱射、約100人が死傷

74年9月 オランダ・ハーグのフランス大使館占拠

75年8月 マレーシア・クアラルンプールの米大使館などを占拠。受刑者ら5人を超法規的措置で釈放させる

77年9月 日航機を乗っ取りバングラデシュのダッカ空港に着陸。受刑者ら6人を釈放させ600万ドル奪う

2000年11月 重信元幹部を逮捕

01年4月 重信元幹部が日本赤軍の解散表明

06年2月 東京地裁が重信元幹部に懲役20年の判決

22年5月28日 重信元幹部が満期出所