JR博多駅前の道路陥没現場では9日、夜を徹して土とセメントを混ぜた流動化処理土の投入作業が続いた。

 福岡市交通局建設部建設課によると、近隣地域のセメント会社に「可能な限り」の協力を発注。市内にはミキサー車の行列ができた。当面、陥没した現場の地下約3メートルの高さまで埋める作業を続ける方針で、3日間程度かかる見通しという。

 現場ではコンクリートポンプ車3台が稼働。列になったミキサー車が数分ごとに入れ替わりながら、埋め戻し作業を続けた。