東京都の小池百合子知事の政治塾「希望の塾」の事務局が塾生に、来年夏の都議選に向けた「都議選対策講座」と、政策立案に実際に携わる「政策立案部会」を設置する趣旨を記したメールを送っていたことが16日、分かった。

 希望者から選考の上、受講者を決めるとしており、都議選の擁立に向けた作業に本格着手する。小池氏は会見で、約4000人の塾生の8割に当たる約3000人が、選挙に立候補する意思があると明かし「それくらい、皆さんが政治への関心を持っていることに驚いた。都議選をまず念頭に考えているが、選挙は理想と現実で(異なり)泥臭い面もある。ちゃんとできるのかということだ」とも指摘。今後、希望者の意思を見極めていく意向も示した。