講談社の青年コミック誌「モーニング」編集次長、韓国籍の朴鐘顕(パク・チョンヒョン)容疑者(41=東京都文京区)が殺人容疑で逮捕された事件について、同誌の宍倉立哉編集長が11日、同誌公式サイトで謝罪した。

 宍倉編集長は「このたび小誌編集部員の逮捕によって世間をお騒がせし、読者の皆さまにもご心配をおかけしましたこと心よりおわび申し上げます」と謝罪。「本人は無実を主張しておりますので、捜査の推移を見守りつつ、社としても編集部としても慎重に対処してまいります」とした。

 また、「一部メディアの報道には「『進撃の巨人』の立ち上げ担当」とありますが、これは事実ではありません。本人が『進撃の巨人』を担当したことはなく、正確には『掲載誌の創刊スタッフ』であったことをお知らせいたします」とした。

 朴容疑者は昨年8月9日未明、文京区千駄木の自宅で、妻佳菜子さん(当時38)の首を圧迫し、窒息死させた疑い。捜査1課によると、朴容疑者は「間違っています。妻に手を掛けるようなことはしていません」と容疑を否認している。