政府は27日、20年東京五輪・パラリンピックに向けた地域、文化振興に取り組む団体などが使用する「beyond2020」のロゴマークを発表した。

 芸術大学16校から39作品の応募があり、採用されたのは横浜美術大3年の菅原みこさんのデザイン。菅原さんは「『いいね』や『グッド』のジェスチャーをモチーフに『b』とひらがなの『わ』も表して日本の文化を継承してほしいと作成した」と語った。

 丸川珠代五輪相は「すばらしいマーク。2020年は文化でも盛り上げてほしい」と評価した。文化庁の宮田亮平長官も表彰式に訪れ「単なるビジュアルではなくアクションがある。エンブレムでも少し汗をかかせていただいた。(東京五輪・パラリンピックの)マスコットもやっている。エンブレム、ビヨンド、マスコットで大成功となる」と語った。