都議会の民進系会派である「都議会民進党」と「民進都議団」は14日、都庁で会見し、2会派が合流し、新会派「東京改革議員団」とすると発表した。2会派が合流し、現状は18人。生活者ネットワークなど他党の会派や無所属議員にも、改革の加速でまとまる大同団結を呼びかけるという。

 当初、「東京大改革」という会派名も候補の1つに挙がったが、小池百合子都知事の掲げる「東京大改革」で一字一句同じで、「丸パクリと言われる」「そこまで抱きつき商法じゃない」との意見もあり、「改革の志」を簡潔に示した「東京改革議員団」とした。

 会派名から民進党の文字が消えるが、尾崎大介幹事長は「改革を阻む都議会自民党と対決軸を明らかにする。他政党、無所属の議員を含めた幅広い結集のためだ」と話した。