秋篠宮家の長女眞子さま(25)と婚約する横浜市の小室圭さん(25)は、完璧なマナーを持ち合わせていた。17日の記者会見では、まさに王子様のような笑顔で落ち着いた対応を見せた小室さん。元日本航空国際線ファーストクラスチーフCAで、マナーとおもてなし学の第一人者、筑波大の江上いずみ客員教授に、小室さんのマナーをチェックしてもらった。

 各国VIPと機上で接してきた江上氏の目に、小室さんはどう映ったか。江上氏は「これはやってはいけないという言動は一切なかった。非常に礼儀正しい印象を受けました」と太鼓判を押した。

 17日の会見で、深々と一礼した小室さん。江上氏は「『よろしくお願いします』とあいさつをしてから、その後に頭を下げる『分離礼』が自然に出来ていた」と評価した。発声と礼の動作が同時になる「同時礼」が1つもなかった小室さんの所作を「非常に丁寧で、真摯(しんし)な印象でした」と評した。

 会見で見せた礼の角度は90度近い礼だった。「立礼には15度の会釈、30度の礼、45度の最敬礼があります。銀行勤務の経験もある小室さんは45度の最敬礼もご存じと思いますが、それ以上に深く礼をされたのは、お人柄でしょう」と好印象だ。「首をひょこっと曲げるのではなく、頭、首筋、背筋、腰まで一本筋の通ったまっすぐに伸びた礼。一朝一夕ではできません」と評価した。