日本将棋連盟は29日、都内で第68回通常総会を開催し、新役員が選任された。

 その後、新理事会を開催し、会長に佐藤康光九段(47)が再任された。また、女流棋士初の常務理事として、清水市代六段(48)が新任された。

 この後に行われた記者会見で佐藤会長は、最初に三浦弘行九段との和解について報告。おわびもした。「問題は山積しているが、連盟としてのルールづくりをしっかりしていきたい」と話した。

 清水常務理事は、「女流棋士としての立ち位置が幸いしている。将棋界の発展は女流棋界の発展にもつながる。男女の関係なく、張り切ってやっていきたい」と抱負を語った。

 常勤理事は以下の通り。

 会長=佐藤康光九段、専務理事=森内俊之九段、常務理事=脇謙二八段、井上慶太九段、森下卓九段、鈴木大介九段、清水市代六段

 ※佐藤九段、井上九段以外は新任