元宮崎県知事の東国原英夫氏(59)が19日、ツイッターを更新し、安倍内閣の支持率が「共謀罪」を強行成立させたことや加計学園をめぐる文書調査があいまいなことなどで急落したことについて、政党支持率は変わっておらず、与党は支持率回復と見ているであろうと持論を展開した。

 「安倍内閣の支持率がどのマスコミ調査でも軒並み10%前後下がった。まぁ、当然だろうが、政府与党も当然折り込み済みだろう。逆に、下げ幅が10%くらいで良かったと思っているのではないだろうか。安保法案の時も下がったが、外交と経済等で盛り返した。政党支持率は変わっていないし、今回も恐らく、今後支持率回復可能という見方だろう」

 一方で、安倍内閣の支持率低下が、23日告示の東京都議選(7月2日投開票)を戦う、小池百合子知事(64)率いる都民ファーストの会にとっては得になると見た。

 「得したのは小池都知事・都民ファーストかも知れない。今回の政府与党の加計学園や共謀罪の対応に関しては、都議選に少なからず影響があるだろうから」

 また東国原氏は、自身の車に傷を付けられるいたずらが繰り返されているとツイッターで苦言を呈していたが、その件に関して「修理費が数十万円と見積もられた。これまで、被害は1回や2回では無いので、流石に警察に被害届けを出す事にした。まだ、受理されるかどうか分からない。今後は、車載カメラの搭載も検討する」と警察に届け出たことを報告した。現場は「世田谷区代田辺りの屋根付き有料駐車場」(コメントは原文のまま)だという。