民進党の蓮舫代表(49)が1日午後4時ごろ、東京・三鷹市のJR三鷹駅南口で街頭演説を行った。開口一番、加計学園、森友学園問題に絡んで安倍政権が国会を強制終了させたことを批判した。

 約300人の支持者や道行く人を前に、舌鋒(ぜっぽう)は徐々に鋭さを増す。「大切な国会のスタッフである秘書に暴言、暴行、パワハラをする国会議員がいる。公私の区別がつかず公用車に子供を乗せる議員に、待機児童の苦しみが分かるか。防衛大臣の発言は許しちゃいけない。自衛隊はいつから自民党の応援部隊になったのか。立場と職務を分かっていない人たちに、我が国を任せていられない」と、与党の不祥事の数々を挙げていった。

 最後は、権力についていくだけの人ではなく、働く仲間と向き合える人に投票してもらうようにと訴え、約10分の演説を終了した。