将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(15)が21日、東京・千駄ケ谷の東京将棋会館で行われた第2回上州YAMADAチャレンジ杯準々決勝で初顔合わせの三枚堂達也四段(24)に219手の熱戦の末、敗れた。

 19日に誕生日を迎えたばかり。15歳になって初めての対局を白星で飾ることはできず、公式戦2敗目を喫した。「相手に先行された。こっちの玉が薄い陣形の展開で終始、自信はなかった。最後に押し切られた」とうつむいて悔しさをかみしめていた。

 次回は24日、大阪市の関西将棋会館で行われる棋聖戦予選で西川慶二七段(55)と戦う。